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本作の監督を務めるのはケイト・ウィンスレットの夫でイギリス人映画監督のサム・メンデス。彼はアカデミー賞作品賞受賞作『アメリカン・ビューティー』では郊外に住む核家族を通し、今回はアメリカの郊外に住む家族の崩壊の物語を映し出す。
ディカプリオ扮するフランク・ウィーラーは一家の大黒柱だが、少年の様な心を持つ元陸軍兵の会社員。毎日ニューヨーク市にあるオフィスへ出勤し単調に過ごす彼は現実からの逃避を夢見ている。一方ウィンスレット扮する妻のエイプリルは一度は女優を志すものの、今は家事に明け暮れる専業主婦。彼らは互いに心の内を打ち明けないまま何不自由ない暮らしの中ですれ違い葛藤する。
共演陣も素晴らしく、 『タイタニック』に出演していたキャシー・ベイツ(レオ様にタキシードを着せてあげるオバサマ。)もウィーラー夫妻にレボリューショナリー・ロードの家を紹介する不動産業を営む女性ヘレン・ギヴィングスに扮し存在感を残す。
彼女が登場した時は、「おぉ〜〜ここにもタイタニック〜。」と、ちょっぴり嬉しくなった。
そう、『タイタニック』の主演の二人の再共演、ということで話題になったが、前作を微塵も感じさせない物語と、大人になった二人の成長ぶりは、素晴らしかった。
あなたの最愛の人は、あなたを愛していますか?
この映画のサブタイトル・・・・・。
愛する人に愛されないのはとっても辛いことだけど、愛する人がいないのも辛いよね・・・。
(映画の内容と、このサブタイトルのつながりがよく解りませんでした。)
夫婦の激しい言い争いのシーンが多かったこの映画、思ったことを全て相手にぶつけて、必要以上に傷つけあってしまう。。。
言わないほうが幸せな真実もあるよね。。。
夫婦のありかたを考えさせられる映画でもありました。
結末は・・・・うぅ〜〜む、重い・・・。
でもいい映画だと思います。
ケイトさん、スゴイです。 お二人どっちも負けてませんでした。