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エコライフ先日、”世界の果ての日本人~ここが私の理想郷~”
という、世界各国に住む、日本人の取材番組をテレビで観た。
エジプトの砂漠、ミクロネシア・モエン島、アルゼンチン・パタゴニア、アラスカ・フェアバンクスなど。
どこも、ほとんど日本人がおらず、電気、水道、ガスが通っていない僻地も。
モエン島で売られる野菜は、月に一度、アメリカから輸入されるモノで、この島に着く頃には、
葉は変色している。
その代わり、シーフードは、自分で釣って食べ放題だ
。
北極圏からたったの160キロに位置するアラスカは、なんと、マイナス55度!!!!!
ここに住む一家は、オーロラに魅せられて移住したという。
朝の8時はまだ真っ暗、昼の3時には日が沈む、そんな日照時間の少ない場所
。
車で10分以上走らないと人は住んでいないし、
あまりに住人が少ないのでゴミを捨てるのも、車で20分も走って、ゴミ置き場に捨てに行かなければならない。
給水所もしかり。
小学生の子供が通う学校も、スクールバスで1時間半。
しかも、そのバス停までは、これまた車で20分!!!
すべて雪道をだ
。
今の日本の寒さなど、比ではない。
オーロラを見る為だけに。。。
ちなみに、片道丸二日もかけて移動取材したにもかかわらず、滞在中に、オーロラを見る事は出来なかったという、超可哀想な撮影スタッフさんたち
。)
アルゼンチンのパタゴニア(こちらは夜の8時まで明るかったよ
)では、自然農園を実践する為に16年前に移住した50代のご夫婦。
火打ち石で火を起こしていた
。
火をおこす為の薪も、近くの木を、電動ではなく、のこぎりで30分以上もかけて切っていた
。
洗濯はもちろん手洗い。
昔懐かし洗濯板だ。
石鹸もモチロン、自家製の食用石鹸。
ナニやるんでもいちいち時間がかかる。(それが大変楽しいと言う。)
生活費は月たったの2万円。
オーガニックストアで、自家製豆腐を卸したり、街の日本語学校で、日本語を教えている。
モエン島や、砂漠、アラスカの一家は、観光案内などで生計を立てていた。
共通していることは、皆、不便を楽しんでいるコト。
いや、彼らは、不便だとは全く思っていない。
金銭的、物質的には豊かではないが、皆さんとっても幸せそうだった。
i podとか i pad だとか言ってる人間たちは、彼らには一体なんに見えるのだろう。
。。
固定電話すらない家庭もあった。
そこまで不便にする必要もないが、スマートフォンなんて、本当は必要ないものなのかもしれない。
便利は、本当は不便なのかも。
携帯電話を一人一台持って、携帯にカメラが付いて、音楽が聴けて、インターネットが観れるようになった。
これから発売される携帯は、ほとんどがスマートフォンになるのかな。
携帯が普及したせいで、人は、約束事にいい加減になった。
多少遅刻しても、電話すれば済む。
約束は、ギリギリ直前でいい。
(昔は、前夜までに自宅に電話してきっちり決めておかないと、ちゃんと会えなかった。)
大事なこと(キャンセルとか、言い訳とか、謝罪の言葉とか。)を面と向かわず、メールで済ませてしまうようになった。
これが一番嫌いだ。
メールは誤解を生みやすいしね。
話は逸れてしまったが、世界の色んな場所で、色んな宗教や文化や生活スタイルがあるんだな~~。。。としみじみ考えさせられてしまった。
月2万円の生活費で暮らしてる人もいれば、たった1枚の、しかも
の服に2万円も使うバカチンもいる。 (スミマセン・・・
。 もうやめました。)
使いこなせもしないスマートフォンなど持ち、持て余していたところに、
そんな人たちを見てしまったので、ちょっと世俗的過ぎたかしら・・・・。
だなんてポカ~~~んとしてしまった
。
周りの影響って本当に大きいと思う。
育った土地での文化や習慣が”当たり前”になっている。
周りのみんなが持っているから、やっているから、なんとなくそうしなきゃって。
自分の価値観で、もっと自由に生きていいんだな~~なんて思ってしまったよ。
トイレに入ったら自動で便座が開いたり(映画で観る、近未来チックで、いまだに慣れない。)、洗濯機にふんわり仕上げ機能が付いたり、加湿器からアロマが匂ったり。
日本はどこまで進化するんだろーー。
どこまでついていかなきゃ、乗り遅れるんだろう。。。
自分の好きなように、自分の価値観で生きればいいよね。
アブナイ、アブナイ。
来年あたり、スタジオ辞めて、アラスカに居るかも?!
行くわけないーーーーっ
!! 寒いのキライっーーー
。
つづく。