ずっと観たかった映画。
久々の邦画。
妻夫木くん、本当に、素晴らしかった。
主演女優の深津絵里もすごくよかったし、周りを固める助演俳優たちにも脱帽。
この映画は、脚本はもとより、キャストが素晴らしかったのではないだろうか。
アカデミー賞も総なめだったのもうなずける。
長崎の漁港近くの田舎町に住む、ツマブキ君のキャラ作りが素晴らしい。
あんなに爽やかなイケメンなのに、金髪にヤンキー車、ドカチンズボンのスタイルで、まともに人の目を見て話をすることが出来ないすさんだ性格の若者を見事に演じていた。
最近、話題のバーテンダー上がりのM井ナントカ君とは、俳優としては全くもって、比べ物にならない
。
ストーリーが気になる方は、ネットで検索、あるいはDVDを借りて観てみてください。
希木きりん、柄本明の演技は、そりゃあもう、スンバラシイ〜〜
。
若手俳優、岡田将生と、満島ひかりの、いじわるが滲み出ているワルさも素晴らしいです
。
オススメです。
余談ですが・・・。
先日グータンヌーボで、M井クンが対談してましたが、お酒の席で、
「昔から、この世界に興味があったのか?」
という質問に、
「全くなかった・・・。 演技だって上手くないし・・・。」
と、なんだか愚痴っぽいことを話していた。
今や売れっ子NO1の男性タレントさんだけど、周りの賞賛にそぐわない自分の実力に、自分が一番苦しんでいるのかもな〜〜なんて、思ってしまった。
あ、M井クン、もちろん、嫌いじゃないです、はい。
いや、どちらかと言うと、好きな方だな。 オバハ〜ン。