昨日(正しくは今日)、深夜、女子フィギュアオリンピックを観始めたら、なんと最後まで観てしまった。
まおちゃん・・・。 無念・・・。
日本女子たちは、緊張からか、本来の彼女らの実力を出せず、それどころか、普段しないような失敗をしてしまい、まさかの成績となってしまった。
オリンピックほどの大舞台ではないけれど、私も一応、エアロビクスの世界大会に出場したことがあるので、彼女たちの気持ちは痛〜いほど良く分かります。
リンクの裏の、ウォームアップスペースの様子なんて、まさにエアロビクスの大会と同じ雰囲気でした。
体育館中に、自分より前に演技している選手の音楽が聞こえる。
高得点が出て、観客の歓喜の声がイヤでも聞こえてしまう。
気にしないようにしよう!と言い聞かせても、気にならないワケがない。
私は、彼女らほど、国民の期待も、プレッシャーもなかったけど、それでも、世界大会の会場に居たら、自分が自分でなくなってしまうような、自分以外の選手がすごく上手に思えてしまう。そんな精神状態になってしまいました。
私は、大会のたびに、普段の練習通りに動くことが出来なくて、つらく、悔しく、情けない気持ちになりました。
でも、いくら練習で出来ていても、本番のステージでそれが出来なかったら、なんの意味もないんです。
厳しいことを言ってしまえば、いくらトリプルアクセル3回転が女子で出来るのはマオちゃんだけだと言っても、それが本番で出来なければ、ダメなんです。。。
私自身が、メンタルがとても弱かったから、気持ち、とてもよく分かります。
さっき、ニュース番組で、今日のマオちゃんの練習の様子がリポートされていました。
”トリプルアクセルは1回しかせず、それも失敗。 他のジャンプも失敗が多かった。不安が残る。”と。
今のマオちゃんの不安な気持ちを考えると、胸がぎゅっと締め付けられる思いです。
今まで自分がやってきたことが信じられなくなってしまう。
私だったら、ショートの低い順位に、もう逃げ出したい気持ちになってしまいそう。
でも、競技から離れて、競技会というものや、自分、はたまた世の中というものを広く、客観的に見ることが出来るようになって、あんまり"緊張”しなくなりました。
平常心だね。
冷静に。
もう、過ぎてしまったことはどうしようもないのだから、今、出来ることにフォーカスして最善を尽くすしかないのよね。
全てのプレッシャーから開放されて、今夜はのびのび演技して欲しい。
私は、今夜は寝ます〜〜。。。。
がんばれ、まおちゃん!!