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ミカエル、3日程前の夜、口から出血していたので、不審に思い体を見てみると・・・・・。
全身に斑点が。
お腹だけと思ったら、背中もお尻も、全身に赤いアザだらけ。
前の日は全くなかったのに。
心配になり、”犬、赤い斑点”で検索してみると、
『血小板減少症』という病気の症状と非常に似ていました。犬の『血小板減少症』とは、
血液中に存在し、血を固める作用を持つ血小板の数が病的に減ってしまった状態を言います。
血小板(けっしょうばん)とは、血液に含まれる細胞成分の一種で、血管が損傷した時に集合してその傷口をふさぎ、止血する役割を担っています。正常な状態では、毎日作り出される血小板の数と除去される血小板の数とが釣り合っており、大きな数の増減はありません。しかし何らかの理由によって血小板の生産量が低下したり、除去する量が増加したりすると、血液中の血小板数が病的に少なくなって様々な症状を示すようになります。
犬の血小板減少症の症状としては以下のようなものが挙げられます。
以上、~子犬のへや~ 参照。
もう、すぐに間違いない!!と思いました。
原因としては、
骨髄の異常 血小板を作り出している産生工場ともいうべき骨髄に異常があると、血小板の数が減ってしまうことがあります。
ということなんですが、実はミカエル、半年くらい前から肛門の近くに大きな腫瘍が出来ていて、
獣医さんからは、高齢だから手術して取り除くのもリスクがあるから、排便に支障がなければ温存しましょう。
と言われていたのです。
ミカエルのお尻です。
右上に大きな膨らみが。
血小板減少症の症状が出たら、この腫瘍も真っ赤になり肥大してしまいました。
こちらのサイトによると、この腫瘍が原因かもしれないと思いました。
ですが、この病気は血が止まらなくなるので、今出血を伴う治療は出来ません。
ステロイドを摂るしか術がないんです。
注射も出血の恐れがあるので、薬を飲むしかありません。
今は斑点も引いてこの腫瘍も赤みがひいたので、ひとまず一安心。
本人はいたって元気です。
1週間後にまた病院に行って血小板の数値を見ます。
ミカエル2月で13歳になります。
これまで大きな病気をしたこともなく元気でしたが、老犬になると色々出てくるんだと覚悟が必要ですね。
元気なうちにいっぱいいっぱい遊んであげたいと思います。